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さーばー【サーバー】
サービングを巻くための器具。(2006年2月28日)

さーびんぐ【サービング】
ストリングを補強するためにぐるぐる巻いてある糸。上下のループ部分〜リムの弦溝に当たる部分、および中心部分(矢をつがえて引く部分〜アームガードに当たる部分)に巻かれるのが普通。(2006年2月28日)

さいと【サイト】
照準器。(2003年12月3日)

さいど【サイド】
さいどろっど (2007年1月9日)

さいとあっぷ【サイトアップ】
特に矢速等を改善する(矢がよく飛ぶようにする)ことによって、同一距離におけるサイト位置を上げること。90mが届かないよ〜とかいうひっ迫した状況でもなければ、サイト位置が高けりゃいいってもんでもないのだが、最新弓具はしきりにサイトアップを謳っている。確かに、矢が速く的に届くということは、外的要因による影響は少なくて済むということであるかもしれない(矢の重さが同じである場合)。が、それはあくまで、矢が飛翔安定性を保ったままで、距離によるサイト位置の変化が少ない状態にならなければ意味がないので、チューニングの結果「30mのサイト位置が3目盛り上がった!50mも3目盛り上がった!」とか言って喜んではいけない。(2006年3月24日)

さいどあんかー【サイドアンカー】
アンカー位置が顎の中心から横にずれていること。ふつう、中心よりも(右射ちの場合)右にずれることを指し、その逆はほとんど見られない。矢筋が通しやすい、顔向けがしっかりできる等の利点があるが、位置を一定にするのが難しい。⇔せんたーあんかー (2006年2月26日)

さいとがない【サイトがない】
その距離を射つのが初めてであったり、セッティングを大幅に変更した後などで、サイト位置がわからないこと。(2006年2月26日)

さいどきっく【サイドキック】
サイドロッドのこと。以前のシブヤ製サイドロッドの商品名?
さいどろっど (2006年2月26日)

さいととり【サイト取り】
  1. その距離の適当なサイト位置を決める(見つける)こと。
  2. 試合で、あまり点数が伸びない時に言い訳として使う言葉。サイト合わせ、とも。例:「調子はどう?」「今サイト取りしてる」(2004年5月6日)

さいととんねる【サイトトンネル】
バイターのサイトピンの、リング部分。中身(ピンの部分)を色々な形状・色のものに交換することができる。(2006年2月28日)

さいとばー【サイトバー】
サイトの構成部品で、エクステンションのことなのか、サイトレールのことなのか、どこを指しているのかわかりにくい語。(2006年2月28日)

さいとぴん【サイトピン】
サイトの構成部品で、照準点。ピン、ドットとも。広義にはサイトピンを含めたサイトリング全体を指し、狭義にはサイトリングの中のピン(点)の部分を指す。(2006年2月28日)

さいとふーど【サイトフード】
さいとりんぐ (2007年1月9日)

さいとぶろっく【サイトブロック】
サイトの構成部品で、サイトピンを支え、位置を動かすための可動部分。(2006年2月28日)

さいとまうんと【サイトマウント】
サイトをハンドルに固定するための台座。シブヤデュアルクリックS用の旧型サイトマウント(クローズドDマウントになる前のもの)は19g。(2006年3月21日)

さいとりんぐ【サイトリング】
広義のサイトピンのうち、外枠の部分。外郭が四角いものもあるが、あくまで名称はリングである。(2006年2月28日)

さいとれーる【サイトレール】
サイトの構成部品で、目盛りが刻まれた、縦に長い部分。サイトブロックを上下に移動して任意の場所に固定するための機構が付いている。エクステンションの先にサイトレールがあるものが主流。サイトレールがハンドルに直結しており、サイトレールからエクステンションが伸びているタイプもある。この場合、エクステンションごと上下に移動する。(2006年2月28日)

さいどろっど【サイドロッド】
スタビライザーの―。Vバーから左右に伸びる短いロッド。角度は、前後方向はセンタースタビライザーに対しハンドル側から35〜45°開き、水平方向は地面と水平か若干下向きくらいが一般的。たまに変な方向にしている人もいる。「常識」にとらわれず、さらなる安定を目指して色々なセッティングに挑戦しよう。ある説によれば、物理的な安定よりも精神安定装置としての意味合いが強いらしい。(2006年2月26日)

さいどろっどすたんど【サイドロッドスタンド】
サイドロッドを利用して弓を置く方法。エクステンションロッドを使用しないか、長いサイドロッドを使用して、左右のサイドロッドの先端がストリングハイトと同じくらいの位置に来るようにセッティングすれば、スタンドがなくても、センタースタビライザーを上に向けて弓本体をそのまま地面に置ける。絶対的に安定する。ただしストリングが汚れてしまうため、ほとんどインドア専用。(2006年2月26日)

さいのかわら【賽の河原】
デンタルフロスでノッキングポイントを作る際に、某部で代々言われていること。力を込めてがんばってぐるぐる巻いていても、途中でうっかり手を放してしまうと、それまで巻いてきた分が全部緩んでしまい、また最初から巻き直す羽目になる。
【参考】→
おやのかたき(2006年3月25日)

さいめ【細目】
ネジ山のピッチが通常より細かいこと。また、そのネジ。目が細かい方が振動で緩みにくい。スタビライザーやプランジャーのネジピッチ(ヤマハ以外)は5/16の細目(24山/inch)だし、ヤマハのスタビライザーもM8の細目(ピッチ1.0)。ヤマハのプランジャーに至ってはM8のピッチ0.75というすげー目の細かいネジが使われている。⇔なみめ (2006年2月26日)

ざつあ【雑ア】
雑誌アーチェリーの略。
ざっしあーちぇりー (2006年3月1日)

ざっしあーちぇりー【雑誌アーチェリー】
現状唯一のアーチェリー専門誌、隔月刊『ARCHERY』(レオ・プランニング)のこと。そのまんま何のひねりもないタイトルであるため、頭に「雑誌」と付けないと通じない。(2006年3月1日)

さばいおら【鯖イオラ】
緑と深緑の縦割りツートン(バックサイドとフェイスサイドとで塗り分けたツートン)になってるイオラハンドル。その色合いが(イオラの滑らかなラインと相まって)鯖を連想させることから。縦割りツートンモデルは、一時期(1シーズンという噂)だけしか作られていないらしい。けどその割に目にする機会が多い気がする。本当かなあ。(2006年3月24日)

ざぶとん【ザブトン】
Hoytスーパーレストに付いてくる両面テープ(スポンジ)のこと。(2006年4月25日)

さらまと【さら的】
新品の(穴が開いていない)的。状況や財布が許せば、練習で使うことで自分のグルーピングを嫌というほど認識できるので、非常に効果的。最初に耳にしたとき、本気で「皿的」(皿のように中心に向かって窪んだ形状の的)だと思った。しかし、使い古した畳だと、中心部分が盛り上がってきて、逆皿状の的になっていることが多々ある。(2006年3月24日)

さるうで【猿腕】
ヒジの関節が柔らかくて、変な方向に曲がること。その腕。女性に多いらしい。一般的に猿腕と呼ばれるものには、手のひらを上に向けて、腕を体の前にまっすぐ伸ばしたとき、1.ヒジ関節が逆方向に少し曲がるためヒジが上に出っ張る、2.ひじ関節から先が体の外方向に少し曲がっている、の二種類がある。前者の場合は腕を返すと腕打ちするので、腕をまったく返さないで固定する。腕は「へ」の字になる。後者の場合は、適度に返して固定する。腕は逆「へ」の字になる。(2006年2月26日)

さんじゅっきん【30金】
ターゲット競技で、1立ちで射った3射がすべて10点に刺さること。仮に全て9点であっても、金的に変わりはないので「27金」と呼んでも良いのだが、カッコ良くないためか、使われない。「30金」という言葉がカッコ良いかどうかも疑問ではある。なお本来の発音は「じゅっ」ではなく「じっ」なので、「さんじっきん」となるはずであった。現在では、「十手」を「じって」と発音することに名残がある。十手なんて現存する言葉と呼べるのかわからないが。(2004年10月11日)

ざんしん【残身】
フォロースルーのこと。弓道用語。「残心」と書くこともある。矢と一緒に気持ちも飛んで行ってしまう人が多いが、それはダメだよ、というのを見事に表している。
ふぉろーするー (2007年1月9日)

さんずいのおとこ【漢】
男らしい男。永らく、的に使う畳を2枚一度に運ぶことが「漢」の証であった。が、やってみると実は大したことではない。(2003年12月3日)

さんどいっちせいほう【サンドイッチ製法】
リムの製法のひとつ。完成形のリムの幅よりやや広めの素材を重ね合わせ、プレスして接着し、後からサイドを削り落とす。ほとんどのメーカーがこれだと思う。@-rchery.comのK氏が命名。⇔たいやきせいほう (2004年8月8日)

さんびゃくあっぷ【300アップ】
30m36射で300点以上出すこと。初心者が最初に目指す、わかりやすい指標。1射平均8.3333…点。きりが悪い。高度なテクニックなんてなくても、基本がちゃんとできればそんなに難しいことではない。はずなんだけど。(2003年12月3日)


【時】
的中位置を表すのに用いる言い方。的を時計に見立て、中心から何時方向にずれたかを時間で言い表す。「9時方向から敵機接近!」とかよく言うでしょ。アンドそれに、得点帯もしくは色を言い足せば、どこに当たったかがはっきりわかる。例えば、「3時赤」と言えば、右の7点か8点だということがわかる。4時半とか7時半の場合は、単に右下、左下と言う方がわかりやすい。真上よりも少し右にずれているからといって、「12時5分青!」とかまでは言わなくてよい。(2006年3月2日)

しーするー【シースルー】
透けて見えるということ。つまり、透過率が0%じゃないこと。流行からか、プラスチックの類であれば何でもかんでも透明にするという社会現象が起きた(ている)が、ノックくらいしかプラスチック部品がないアーチェリーも例外ではない。ノックの場合は「遠くから見える」という重要な役割があるため、集光作用のある色・形状であれば、理に適っている。スケルトンカラー。(2004年8月2日)

じぐ【ジグ】
すとりんぐじぐ (2006年12月24日)

ししゃ【試射】
試合の最初(複数日にまたがる場合は各日の最初)に、一定時間(1エンドである場合が多い)与えられる、試しに射っていいよ的なもの。得点とは関係ないが、新品の的に最初の穴を開ける射であるため、サイト合わせや感覚のチェックなんか放っておいてとにかくど真ん中を狙いにいかなければならない。(2006年3月3日)

したりむ【下リム】
ロワーリム。こう呼ぶことの方が圧倒的に多いが。
ろわーりむ ("2007年1月9日)

じっしつぽんど【実質ポンド】
その人が、その人のセッティングで、その人のドローレングス分だけ引いたとき実際に出ているポンド。矢のスパイン選択に関わってくる。表示ポンドからおおよその数値は割り出せるが、誤差が激しいので、バネ秤等で量ることが望ましい。けどバネ秤にも誤差が出るんだよな。⇔ひょうじぽんど (2006年3月21日)

しぶや【渋谷/シブヤ/SHIBUYA】
渋谷アーチェリーのこと。もしくは渋谷アーチェリーの製品のこと。サイトは定評があり、世界大会でメダルを独占したりもしている。現在は代々木にショップ/ショールームがあるため、「シブヤに行く」というとJR新宿駅または代々木駅で降りることになる(北口)。(2004年5月9日)

しめえすえっくす【〆-SX】
某Mさんが、携帯メールで「α-SX」と打とうとしたところ「α」の出し方が分からず、「〆切」の「〆」で代用した。携帯電話の取扱いスキルでは落第点だが、なかなかナイスな発想である。(2006年3月24日)

しゃ【射】
  1. 矢を射つ動作の単位。1本射ったら1射。
  2. しゅーてぃんぐ (2006年2月28日)

しゃけい【射型】
「型」と「形」の違いから推測するに、射ち方のタイプ。「機械的」とか「力でゴールドに押し込む感じ」とか。(2006年3月1日)

しゃけい【射形】
「形」と「型」の違いから推測するに、射ち方。フォーム。(2006年3月1日)

しゃじょう【射場】
れんじ (2006年3月14日)

しゃせん【射線】
しゅーてぃんぐらいん (2006年3月1日)

しゃつ【射つ】
ワープロや携帯電話で「射つ」と入力したいときに入れる。(2006年2月26日)

しゃっきん【借金】
試合途中での得点が、最終的にある点数に達するために求められるペースを下回っている状態。また、下回っている点数。例えば、36射300点を目標とした場合、6射50点ペースが基準となり、2エンド(12射)終了時点で合計が98点だった場合は「2点の借金」となる。マイナス。(2006年12月24日)

しゃどーいんぐ【シャドーイング】
弓を持たずにシューティングの動作を行い、フォームをチェックする練習。どこでもできる大変有効な練習法であるが、アーチェリーと関係のない場所(街角やオフィス、電車の中など)で行うと非常に怪しい。結局アーチェリーの活動時間中か自宅でしかできない。(2004年8月4日)

しゃば【射場】
ワープロや携帯電話で「射場」と入力したいときに入れる。(2006年3月14日)

しゃふと【シャフト】
  1. 矢の構成部品で、胴体のパイプ状の部分。アルミやカーボン(CFRP)でできており、太さや肉厚に数多くの種類がある。目的や弓のポンド数に合ったものを選択しなければならない。
  2. ダーツの、バレルから後方に伸びる細い軸部分。アルミや樹脂製が多い。後端に十字に切れ込みが入っており、ここにフライトを差し込む。(2006年3月1日)

しゃほうはっせつ【射法八節】
たぶん弓道から来た言葉で、シューティングの一連の動作を8つのチェック項目で言い表したもの。型こそが重要な弓道ならまだしも、アーチェリーに決まった型はないので、人によって構成要素が異なる。そもそも、アーチェリーではシューティングの流れが重要なので、区切ること自体難しい。「八」には「数が多い」という意味もある。「江戸八百八町」が「808」ではないのと同じで、「8」という数字にこだわってはいけない。
スタンス→ノッキング→フック→グリップ→同構え→顔向け→セットアップ→ドローイング→ローディング→アンカリング→トランスファー→フルドロー→エイミング→伸び合い→リリース→フォロースルー。ほら、たくさんある。(2006年3月1日)

しゅうこうぴん【集光ピン】
ふぁいばーぴん (2007年1月9日)

しゅうこうふぁいばー【集光ファイバー】
断面じゃない部分に光が当たると断面が強く光る樹脂でできた繊維。サイトピンに用いられる。(2007年1月9日)

じゅーす【ジュース】
練習や試合で賭けをしたとき、賭けられるものの中で最も手軽で一般的なもの。しかし本当にジュースであることは少なく、たいていはお茶かスポーツドリンクである。(2006年2月26日)

しゅうそく【終速】
矢が的に刺さる直前での速度。当然、初速よりもだいぶ落ちている。どっかのメーカーが、ウチのリムは初速じゃなくて終速で判断してくれ!と宣伝していたが、同じ速度で発射されたのに失速しないって、どんな矢だろう。野球で、ピッチャーによって球質が軽いとか重いとかいうのと同じような感じだろうか。⇔しょそく (2006年3月2日)

しゅーてぃんぐ【シューティング】
射つこと。射ち方。良いシューティングと良い点数は必ずしもイコールではない。(2006年3月1日)

しゅーてぃんぐらいん【シューティングライン】
ここから射ちますよ、という目印の線。ターゲット競技ではこの線をまたいで(もしくは両足で踏んで)いなければならず、フィールド競技では、この線より手前(1メートル以内だっけ)から射たなければならない。初めての人は混乱必至。(2006年3月1日)

しゅーてぃんぐれんじ【シューティングレンジ】
れんじ (2006年3月14日)

しゅーとおふ【シュートオフ】
順位決定が必要な試合等で、同点の場合に勝利を賭けて行われる追加の1射。大学等のクラブでは、練習の最後に全員でシュートオフを行い、敗者が的等を片付けるシステムが望ましい。今時、「片付けは1年生」なんて言っててはダメである。(2006年3月16日)

じゅっきん【10金】
10点のこと。10点なのだから金なのは当たり前なのだが、なぜかこう言うことは多い。しかし、9点のことを「9金」とは言わない。なお本来の発音は「じゅっ」ではなく「じっ」なので、…(以下略)。(2006年3月19日)

じょうがいほーむらん【場外ホームラン】
矢がレンジの外まで飛んで行ってしまうということは、言うまでもなく非常に危険なことであるため、レンジの設計の問題であってもアーチャーの技術の問題であっても、決してあってはならない。が、某クラブのレンジの長い歴史の中では以下略。(2006年2月26日)

しょーと【ショート】
矢が的(畳)まで到達しない、もしくは下方を通過すること。初めて長距離を射つときや、弓具・セッティングを大幅に変更して初めて距離を射つときなどに起きやすい。「きゃく」の危険性が高い。⇔おーばー (2004年5月6日)

しょーとはーふ【ショートハーフ】
50mと30mを各36射すること。その競技。ある程度のポンドがあれば射てるし、射数的にも手軽であるため、小規模な大会で採用されることが多い。(2006年2月26日)

しょーとはんどる【ショートハンドル】
  1. ヤマハのハンドルで、2サイズあるうちの短い方。ヤマハとしては、こっちが標準サイズという位置付けのよう。公称24インチだが、実際はミリ規格の日本製なので60cm(約23.6インチ)。⇔ろんぐはんどる
  2. にじゅうさんいんちはんどる (2006年2月27日)

しょそく【初速】
矢が発射された直後の速度。新幹線より速かったりもする。秒速何フィートで語られることが多い。メーカーはこの値を引っ張り出して、ウチのリムは良く飛ぶ!と主張する。⇔しゅうそく (2006年3月2日)

しろばね【白羽根】
レンジオマチックの「スピンウィング」ベインの、白色。あまりにメジャーでみんながみんな使っているため、単に「白羽根」と呼べばこれを指す。本当かよ。(2006年3月25日)

しんきょじんのほし【新・巨人の星】
【注意:『巨人の星』『新・巨人の星』を読んでいない人は読まないでください】プロアーチェリー界を沸かせた星だったが、引き手である左腕が使えなくなり、長らく姿をくらましていた。(中略)そんな中、自分が実は元々右利きであったことを知り、右射ちでやってみたところ、リリースがバラつくものの、Green Hornも真っ青の80ポンド超の弓も引きこなせる強肩射手であることが判明。リリースのバラつきを克服し、右射ちのパワーアーチャーとして再起を果たす…。(2006年3月1日)

しんぐる【シングル】
シングルラウンドの略。(2004年5月24日)

しんぐるらうんど【シングルラウンド】
4つの距離を各36射、計144射するラウンド。試合だと1日がかりである。2日に分けて行う場合もある。昔はこのラウンドを2回やって(ダブルラウンド)、合計点で順位を決めていたので、名残からかこんな呼ばれ方をする。いつでもこのくらい射てる体力は欲しい。(2006年3月1日)

しんざい【心材】
木材のうち、木の中心に近い部分。中心から遠い部分に比べて色が濃い場合が多い。⇔へんざい (2006年12月24日)

しんざい【芯材】
こあ (2006年12月24日)

しんじん【新人】
ちゃんとしたコーチがいないような小規模アーチェリークラブにおける、本来的な意味でない方のアーチャーズパラドックスの原因のひとつ。たいてい人不足に悩む大学等のアーチェリー部にとって、多くの新人を獲得することは部の存続にも関わる最重要課題である反面、自己中心的なアーチャーにとって、多すぎる新人はその指導に自分の練習時間を削る結果となるため、一時的に二つの感情の板ばさみで悩むこととなる。結果的に自分を優先するため、弱小なままであるクラブが多い。しかし、新人を気に掛けつつもほったらかして練習するより、指導をする中で逆に自分が学び取ることのほうが、たぶん大きいと思おう。(2004年5月9日)

しんど【震度】
伸び合いが止まってしまい、クリッカーが切れないまま震えだしたときの、その度合い。ひどくなる前に引き戻そう。(2006年2月26日)


すいっちあーちゃー【スイッチアーチャー】
右射ち・左射ちどちらでもできるアーチャー。そんな人見たことない。途中でコンバートしたという人はある意味どちらでも射てるだろうが、だからって使い分けてもねぇ。(2006年2月26日)

すうぃっしゅ【スウィッシュ/swish】
ボールが、リングに当たらずに直接ネットをスパッ!とくぐり抜ける際の音を表す擬音語。日本語では「スパッ」「シュパッ」など。某コミックでは「ザシュッ」という摩訶不思議な表現をしていた。ナイキ(Nike)の商標「スウッシュ(Swoosh)」と似ているが、スウィッシュが上から下へ振り下ろすっぽいイメージなのに対し、スウッシュは下から上へ噴き出すっぽい感じ。(2004年8月13日)

すうじがない【数字がない】
スコアカードに「X」と「M」しかないこと。大当たりか大外れしか射っていない状態。男気溢れるが、得点は伸びない。(2006年2月26日)

すうっしゅ【スウッシュ/Swoosh】
ナイキ(Nike)のトレードマークの名称。「スウーシュ」の方が音は近い気がする。ナイキはアーチェリーに参入していないが、ナイキのレトロ系シューズ(エアフォースTなど)は靴底がまっ平らでスタンスが安定するので、オススメである。(2006年2月26日)

すーぱーせらみっくかーぼん【スーパーセラミックカーボン/Super Ceramic Carbon】
ヤマハの最高峰リム、「SUPER CERAMIC CARBON(スーパーセラミックカーボン)リム」。独特の引きの硬さが特徴のたい焼きリム。ヤマハ撤退後も人気が衰えない。(2006年12月24日)

すーぱーれすと【スーパーレスト】
Hoytの生んだ超ロングセラーレスト。アルミ矢の時代から設計が変わっていないため納得いかない点も多々あるが、現在でも初心者からトップアーチャーまで幅広く親しまれている。BigやCartelから、ロゴの差以外見分けが付かないような超コピー商品も出ている。(2006年9月21日)

すきーいた【スキー板】
リムのこと。リムというのがどの部分かを初心者に教えるためにそう呼ぶのではなく、新人が勝手にそう呼び始めた。(2003年12月3日)

すくりゅーいんぽいんと【スクリューインポイント】
ポイントの種類で、先端部分をインサート部分にねじ込む構造になっているもの。インサート部分を抜かなくとも、先端部分を簡単に交換でき、また、先端部分とインサート部分の組み合わせにより、ポイント重量を細かく調整できるのが利点。しかし、矢を抜く際に左回転方向に力を入れると、緩みやすい。ので、ネジ部分にもホットメルトを塗って固定するのが理想。つまり、手間は大して変わらない。(2006年12月24日)

すけるとんからー【スケルトンカラー】
携帯電話・腕時計等で、外装に透過性があり、中が見えるデザインのこと。中身の骨格が見えることから。骨のような白色(象牙色?)のことではない。特に骨格にあたる部分がない物品の場合にも言うことがある。「スケルトン」には「透ける」という意味も掛けられている。90年代に始まった「何でも透けていたほうがカッコイイ」ムーヴメントは、透けないカラーのMD(ミニディスク)を市場から一旦駆逐したが、最近ようやくソリッドカラーも見直されつつある。シースルー。⇔そりっどからー [aug0304](2004年8月3日)

すこあ【スコア】
練習ではまったく重要ではなく、試合においては非常に重要なもの。しかし、(特に日本人は)往々にして練習の方が良い点が出るので、練習でスコアを取りまくって、練習時のベストで自分の実力を語りがちである。(2003年12月3日)

すこあかーど【スコアカード】
スコアを記入するカード。だいたいA6サイズくらいだが、たまにでかいのだとボード(下敷き)からはみ出してしまうため、使いづらい。スコアシート。(2006年3月1日)

すこあしーと【スコアシート】
すこあかーど (2006年3月1日)

すたっきんぐ【スタッキング】
リムのドローカーブが、引き始めにぐっと立ち上がった後のゆるやかなゾーンを過ぎて、再度立ち上がること。(2006年9月21日)

すたっきんぐぽいんと【スタッキングポイント】
スタッキングが始まるポイント。f(x)曲線を実測すると、わりと正確に分かる。(2006年9月21日)

すたび【スタビ】
スタビライザーの略。「スタビ」はYAMAHAの登録商標だったらしい。ちなみにフランス語では「stab」と言うっぽい。
すたびらいざー (2003年12月3日)

すたびらいざー【スタビライザー】
アーチェリーを知らない人が弓を見たとき、一番疑問に思われる装置。2003年現在のルールでは、本数や長さの制限は(他の選手の妨げにならない限り)ないらしい。しかし、時にサイドロッドが既に妨げになっていることがある。特にインドア。(2003年12月3日)

すたんす【スタンス】
立つこと。立ち方。オープンスタンスやストレートスタンスがある。立ってるだけなので冬場は寒くてしょうがないが、集中して練習や試合をこなすと脚が結構疲れる。(2006年3月1日)

すたんど【スタンド】
弓を置く台。センタースタビライザーが上を向くようにして、グリップとストリングで支えるもの、もしくは、センタースタビライザーが斜め下を向く状態で、スタビライザーの付け根と途中の部分で支えるものが一般的。前者はコンパクトで安定性が良い。後者はセンターショットの確認等に便利。脚が3方向に開いたものが一般的だが、昔はグラウンドに突き刺して使う一本足タイプもあった。体育館に刺すと後で怖いことが起こるのでインドアでは使えないが、地形が平坦ではないフィールドコースでは威力を発揮する。なくても、サイドロッドや矢を応用すれば弓を置けるが、あまりよくない。
【参考】→
さいどろっどすたんど 、→やすたんど (2006年2月26日)

すたんどや【スタンド矢】
矢スタンドに使う矢。
やすたんど (2006年2月26日)

すとらんど【ストランド】
ストリングが、原糸を何本束ねてできているか。その本数。ストリングの素材と弓のポンドでだいたい決まってくるが、数の増減である程度矢飛びを調整することが可能。ストランド数。(2006年2月26日)

すとりんがー【ストリンガー】
弓に弦を張るための補助道具。身一つで弦を張るのには技術が要り、失敗すると怪我のおそれがあったり、下手にやるとリムのネジレを引き起こしたりするので、特に初心者のうちや、非力な女性が使うことが多い。もちろん逞しいトップアーチャーでも使う人は使う。安全にストリングを張るための道具だが、道具を信頼できない心で使うと、却って怖い。(2006年2月27日)

すとりんぐ【ストリング】
上下リムの先端を結ぶひも状の部分。弦。日本語名は、弓道では「つる」だが、アーチェリーでは「げん」である。2003年末、某!オークションにて、間違って弦を「弓」と呼んでいるらしい珍しい現象を目撃。「弓が少しほつれてますので要交換です。」弓がほつれたら怖い。(2006年2月26日)

すとりんぐさいと【ストリングサイト】
フルドローの際、目の前まで引いてきた弦がぼや〜っと視界に入ること。その弦を利用してエイミングの精度を上げること。一点照準より二点照準の方が的中精度は格段に上がるが、リカーブ部門では照準点は1個のみと決められているので、ストリングに目印となるものを付けてはいけない。が、必然的に視界に入ってしまうぼや〜っとしたストリングそのものを定位置に置くことで、擬似二点照準化してしまおうという、何ともあざとい考え。けど重要。(2006年3月1日)

すとりんぐじぐ【ストリングジグ】
ストリングを制作する台。アローカッターと同じく、個人で持っている人はアーチェリーマニアを自称できると思う。構造自体は単純なのでDIYでも作れそうだが、使用開始直後の伸びが少ない良質なストリングは、丈夫なジグで、強いテンションを掛けながら作らないとできない。ちゃんとしたメーカーのストリングは100ポンドのテンションを掛けながら巻いていたりする。(2006年3月24日)

すとりんぐはいと【ストリングハイト】
ストリングを張った状態で、ピボットポイント(またはプレッシャーポイント)からストリングまでの最短距離。弓の長さによってだいたい範囲が決まっており、弓のメーカーやストリングの素材によって推奨値が多少前後する。とにかく常に一定でなければならず、常に測るのがアーチャーのエチケット。個人的な経験からすれば、ある程度なじんだダイニーマで、ねじり回数を変えないようにしていたら、いつ張っても全く変化しなかった。ので、測る習慣がない。ダメである。(2006年2月26日)

すとれーと【ストレート】
そのエンドで射った6射が、6つの連続した得点帯に1本ずつ的中すること。スコア的には良くないが、狙ってできるものでもないため、特別なものとされる。「X、10、9、8、7、6」は、特にロイヤルストレートと呼ばれるとか呼ばれないとか。
【参考】→
ふらっしゅ(2006年3月24日)

すとれーとすたんす【ストレートスタンス】
両足のつま先を結んだ線とシューティングラインが直角に交わるスタンス。毎回一定にしやすく、腰のネジレ等にも気付きやすいため、初心者から上級者まで幅広く使える。欠点は、体の前後方向から押されるとふらつきやすいことである。誰に押されるのかって?風にだよ。⇔おーぷんすたんす (2006年3月1日)

すとれーとべいん【ストレートベイン】
カールしていない、まっすぐなベイン。ピッチが付いていないという意味ではないので注意。普通、ストレートベインはピッチを少し付け、カールしたベインはその形状自体で回るので、ピッチは付けないか、ごくわずかにとどめる。(2006年3月26日)

すとれーとろっど【ストレートロッド】
テーパーロッドに対し、根元から先端まで径が変わらないロッド。現在ではほとんどのロッドがそうである。(2006年9月21日)

すぱいん【スパイン】
詳しい説明は省くが、ようするに矢の硬さのこと。辞書で引いてもそれらしき意味は絶対見つからない、典型的な専門用語のひとつ。専門用語である以上、発音するときは平板であるべきで、決して「パ」にアクセントを置いてはいけない。「spine」という単語は、Queenの名曲「Bohemian Rhapsody」の歌詞に出てくる。 単にスパインと言った場合には、静的スパインが語られることが多い。
せいてきすぱいん (2004年8月7日)

すぱな【スパナ】
アーチェリーでスパナと言えば、スタビライザーやプランジャーを締めたり緩めたりするための、ペラペラのアルミ板もしくはプラスチック製のもの。ドロップフォージドの強固なスパナで力いっぱい締めたりするとネジを壊すおそれがある。というか、基本的に締めるときは手締めで、外すときの補助にスパナを使うことが多い。(2006年3月24日)

すびき【素引き】
弓に矢を番えずに、ただ引くこと。そのままリリースすると空射ちになってしまうので、必然的に引き戻す動作も含まれる。矢を番えてでも素引きはできるが、どちらかというと単に引き戻しただけなんじゃねーの?と見なされる。(2006年12月24日)

すぴぎゃののろい【スピギャの呪い】
スピギャレリ(ARCO SPORT SPIGARELLI)の製品を使用している人がその製品のデザインセンス等を悪く言うと、途端に当たらなくなるという呪い。(2006年2月26日)

すぴんうぃんぐ【スピンウィング】
Range-O-Matic社のスピンウィングベイン。多くのトップアーチャーが使用しているために盲目的に使用している人が多いフィルムベイン。色が少ないため、同的の人とやたらかぶってしまうのが欠点。スピンベイン。(2006年2月28日)

すぽっと【スポット】
フィールド競技の的の、満点(5点)の部分。あれ、Xのことだっけ。ハンティング&3Dアーチェリーの「急所」に由来してるんじゃないかと想像している。(2006年3月13日)

すらいでぃんぐりりーす【スライディングリリース】
  1. リリースと同時に、引き手全体が肩関節を軸に後ろへスライドするリリース。バックテンションを使って正しく引き分けていれば、自然とそうなる。同じスライディングリリースでも、アメリカあたりの選手だと、意識的に引き手をビシッと頭の後ろへ持っていく人が多いが、韓国らへんの選手だと、ストリングが出て行った後自然に引き手が少し後ろに動くという感じの人が多い印象がある。
  2. カーボン矢・ケブラー弦の時代のコンパクトなリリースに対し、アルミ矢・ダクロン弦の時代のダイナミックなスライディングリリースを指して言う。アルミ矢・ダクロン弦の時代では、フックの指を少しでも早くストリングから放す意味で、指を開くと同時に引き手をストリングから遠ざける方向、つまり頭の後ろ方向にスライドさせるリリースが基本であった。カーボン矢の時代になり、矢が軽くなったことで、大きすぎるリリースの動作は矢の飛翔に悪影響を与えるため、自然にストリングを出て行かせるようなリリースが主流となった。 ⇔でっどりりーす(2006年3月24日)

すりわりつきこねじ【すり割り付き小ネジ】
イモネジのうち、頭にマイナスの切れ込みがあるもの。当然マイナスドライバーで回す。アーチェリーではあまり使われない。
いもねじ (2006年12月24日)

すりんがー【スリンガー】
ボウスリング、フィンガースリング。ストリンガーと極めて間違えやすいので、わざわざこんな言い方をしないでほしい。
ぼうすりんぐ 、→ふぃんがーすりんぐ (2006年2月26日)

すりんぐ【スリング】
ボウスリングまたはフィンガースリングのこと。
ぼうすりんぐ 、→ふぃんがーすりんぐ (2006年2月26日)


せいじゅうじ【正十字】
フルドロー時の、頭から足までのラインと、押し手から引き手の肘までのラインが綺麗な十字になるフォーム。現在でも基本である。和弓の「はなれ」の後のように両手が一直線に伸びてしまうフォロースルーのことではない。(2006年12月31日)

せいしんえいせい【精神衛生】
  1. アーチャーが好成績を残すために、考えなくてはならない問題。例えば、「実際には絶対に折れないけど、なんだか今にも折れそうに見えるリム」を使って、安定した精神状態で好成績が残せるとは考え難い。信頼できる道具を使うことが、好成績を残すための大前提である。
  2. アーチャーが、的中に直接関係のない事柄を自分の不調の理由にするために使う言い訳。(2004年7月30日)

せいてきすぱいん【静的スパイン】
詳しい説明は省くが、決められた条件で測定された、シャフトそのもののスパイン。机上のデータであり、実際の使用には動的スパインが関わってくる。⇔どうてきすぱいん (2006年3月1日)

せっきんせん【接近戦】
  1. アーチャーに不利な戦い。
  2. インドアの試合。的も近いし隣の人も近いことから。(2006年3月1日)

せっとあっぷ【セットアップ】
シューティングの段階のひとつで、引き分ける前の、弓を持ち上げる動作。人によって、すげー高さまで持ち上げてドローイングとともに下ろしてくる人もいれば、セットアップの段階でサイトピンをゴールドに合わせる人もいる。危険防止の観点から、上に向けてセットアップすることを禁止しているレンジもある。うっかり放しちゃったらどっか遠くまで飛んでっちゃうから、ということらしい。(2006年3月2日)

せるふつぎや【セルフ継ぎ矢】
自分の矢同士で継ぎ矢すること。一度に2本の矢が使用不能になるのは痛い。某クラブでは2003年、入部から半年もしない間に3度もセルフ継ぎ矢(注:矢自体はクラブの備品)をした輩がおり、某クラブ公認の歴代最多記録となっている。彼はその後も度々ノックを壊している。さらに2006年、新調した矢を使い始めて3回目の練習でセルフ継ぎ矢するという記録を私が作った。追い討ちをかけるように、新調した矢を使い始めて一ヶ月経たないうちに2度目のセルフ継ぎ矢をするという記録も私が作った。さらには、使い始めて半年で4回セルフ継ぎ矢をするという記録まで私が作った。(2006年2月26日)

ぜん【全】
的の色名の前に付いて、そのエンドの全ての射がその色、もしくはその色以内に収まること。点数の前に付く場合もある。(2006年3月24日)

ぜんきん【全金】
その立ち(エンド)に射った矢が、すべて金、つまり10点または9点に入ること。通常であれば嬉しい。が、それが全て9点だったりすると、却って悔しい。(2006年12月24日)

せんたー【センター】
  1. センタースタビライザーのこと。
    せんたーすたびらいざー
  2. ハンドルとリムが、ストリング方向に対してまっすぐについているか(アラインメントの調整が正しいか)ということ。「センター出し」「センターを通す」などと使う。競技用としては、センターの通っていない弓は問題外。(2003年12月3日)

せんたーあんかー【センターアンカー】
アンカー位置が顎の真ん中であること。「真ん中」というのは、ずれていないかどうかが自分でわかりやすいので、初心者にアンカー位置を教えるのには有効。ただし、矢筋を通しにくい等の欠点があるので、ある程度上達するとサイドアンカーにする人が多い。広義には、アンカー位置(人差し指)が顎の骨の底辺から外れていなければセンターアンカーとされる。ようするに、顎が尖っている人は少しでも中心からずれたらサイドアンカーだが、顔が真四角の人はどこまでずらしてもセンターアンカーである。⇔さいどあんかー (2006年2月26日)

せんたーさーびんぐ【センターサービング】
サービングのうち、ストリングの真ん中あたりに巻いてあるもの。ノッキング&取り掛けをする部分からアームガードに当たる分部をカバーするように巻くのが普通。上側の端が視界に入ってはいけない。緩みにくくするためには、右射ちと左射ちで逆回転に巻かなければならないが、市販の完成ストリングは例外なく右射ち用に巻かれており、左射ち用ストリングは敢えて注文しないと手に入らない。(2006年12月24日)

せんたーしょっと【センターショット】
  1. そのまんま、真ん中から発射すること、つまり矢が弓からまっすぐ出て行くように、矢の向いている方向を調整すること。だが、リカーブにおいては、フィンガーリリースのため必然的に矢がプランジャーを押し付ける動きが生じるので、わずかにウィンドウの外(右射ちの場合は左側)を向けておくのが普通。
  2. リムアラインメント。まっすぐである(ストリングがまっすぐ返る)ことが前提であるため。これは日本語圏特有の用法っぽい。(2006年3月13日)

せんたーすたびらいざー【センタースタビライザー】
スタビライザーの―。ハンドルの、グリップのすぐ下のネジ穴から的方向に伸びるように付けるのが一般的。長さは20インチ後半から30インチ前半程度が多いが、バイターは54インチまで作っている。最も一般的なスタビライザーで、初心者が最初につける場合が多い。そして、次のステップである「Vバー」を手にしないままアーチェリーをやめる人もたまにいる。(2006年2月26日)

せんたーちょうせい【センター調整】
リムアラインメントの調整。
【参考】→
せんたーしょっと (2)(2007年1月9日)

せんたーまと【センター的】
得点帯が中心から6点(内青)までしかない的。6点の外はいきなり「M」となる。「80cm的のセンター的」と言った場合、的の直径は40cmである。122cm的のセンター的は存在しないが、もしあればサイズ的に普通の畳からはみ出さないので、クラブの練習用等には使いやすいんだけどなあ。韓国のSoma Archeryでは、練習用の的として、122cm的の7点までしかないタイプと、80cm的の8点までしかないタイプを作っている。(2006年4月24日)

せんたーろっど【センターロッド】
せんたーすたびらいざー (2006年12月24日)

せんにひゃくあっぷ【1200アップ】
シングルラウンドで1200点以上出すこと。全ア連公認試合で達成すれば、金バッジがもらえる。これをクリアすれば一応一人前のアーチャーとして誇って良い、のかなぁ。300、600と来て次は1200かなと思って書いたが、本当にそうなのかよくわからない。(2006年3月3日)


そうまとう【走馬灯】
クリッカーがなかなか切れなくて、引き戻そうと思った瞬間にクリッカーが鳴って思わずリリースしてしまったとき…。矢が的に届く(もしくは地面に落ちる)までのほんのわずかな時間に、そのミスに至るまでの過程がアーチャーの脳裏を駆け巡るのだという。(2006年3月19日)

そくしゃ【速射】
はやうち (1)(2006年12月24日)

そこそこ【そこそこ】
腕前や調子をファジィに言い表す語。しかしアーチェリーでは「点数」によって絶対的に表れてしまうため、具体的なスコアを言いたくない時にしか使われない。
【参考】→
まあまあ (2004年5月10日)

そと【外】
得点帯の色名の前に付けて、的中位置を表す語。「外青」と言えば青の外側寄り、つまり5点のこと。最初から「5点」って言った方が効率的だが、日本人らしく遠回しに表現することも時には必要…なのかなあ。やっぱり必要ないんじゃないかなあ。⇔うち(2006年3月20日)

そりっどからー【ソリッドカラー】
透過率が高い色に対して、透過性のない色のこと。「ソリッドな色」とも。俺用語。一般的には、ラメやメタリックではない、ベタな色のことを指す。⇔しーするーすけるとんからー (2004年8月3日)

ぞろめ【ぞろ目】
1エンドの3射もしくは6射が、すべて同じ点数に刺さること。全て10点であったり合計点が高いと、そのことに注目が行ってしまうため、あまり嬉しくない点数を射った場合にしか言われない。稀に、例えば全て6点であった場合を「ストレート6」と言うこともあり、連番の意味の「ストレート」と混同しやすく、紛らわしい。(2006年4月1日)

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